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採用担当者が語る

書類・面接における評価基準

転職を成功させるためには、これまでの実績や、自分がどんな人間かを書類や面接という短時間で伝えなければならない。ただ、実績や人間性をそのまま伝えるのではなく、自分なりの工夫を加えてアプローチすることが重要だ。ここでは、採用担当者が選考過程で何をポイントにしているのかを明らかにしていこう。

営業職

これまでの実績が数字に表すことができる営業職。ただその数字を伝えるだけでは、転職活動においては不十分です。そこから一歩踏み込んだ工夫が転職成功には必要になります。
半導体メーカーでの営業から、インターネット広告の営業へと転職を成功させた29歳男性。「面接では入社後自分は何をやりたいのか、自分に何が出来るのかが彼の中でしっかりと考えられえていました。また、今までの成功体験や実績と共に自分がどういう人間なのかをリアルに表現することが出来ていた。彼がどんな価値創造woshi
、どう成長を遂げるのか、そして何より彼と一緒に楽しく仕事をするイメージがリアルに沸きました。」(鈴木氏)

応募書類から伝わってくる 営業センス、意欲、性格

コミュニケーション力や行動力、提案力など、多くのスキルが求められる〝営業職〟。多くの企業で求めている職種だ。営業職への転職といっても、未経験者と経験者とでは、必要なスキルは変わってくる。営業職への転職を成功させた人はどんなアプローチをしているのか。月に40人もの応募者と会うという、サイバーエージェントの人事本部マネージャー、鈴木修氏に話を聞いた。

「弊社に応募してくるのは、やりがいや自分の成長を重視する方が多い。年代は20代後半がメインですね」

応募者に求めるのは、当たり前のことを当たり前にできること、と鈴木氏は話す。

「応募書類ひとつ見るだけで、その人の意欲や性格の推測が可能です。文字の丁寧さや自分を伝えようとする姿勢が感じられるようなしっかりとした文章を書ける方は、実際にお会いしてもしっかりした方です」

その中でも、鈴木氏が印象に残っているのは、半導体メーカーから転職した29歳の男性だという。

「応募書類から、この人はできる営業マンであると思いました。力があるのが一目瞭然。ビジネスで必要な思考力・提案力が書面にしっかりとあらわれていました。彼は入社1年という異例の速さでマネージャーに昇進しました。2年を経過した現在も、リーダーとしてグループを牽引し、大きく成長し続けています」

企画・マーケティング職

新たな商品を生み出す「発想力」、その新商品を認めさせる「提案力」など、独特の能力が求められる企画・マーケティング職。しかし、必要なのはそれだけではなかった。
「当社の店舗、商品が好きという方は、やはり一緒に働きたいと思います」と話すプラザスタイルの有安大吾氏。そういう愛社精神がないと、入社してから商品の企画やマーケティングを成功させることはできない。また、発想力が豊かで、型のはまらない自由な思考力を持つ人は、「企画・マーケティング職」に適しているといえる。オリジナリティ溢れる商品を生み出せる能力、そして人間的な魅力。2つを兼ね備えた人が理想の人物像だ。

自由な思考力を持ち、型にはまらない人が適任

マーケットの動向や世間の流行などを敏感に感じ取り、市場に新たな価値を生み出していく“企画・マーケティング職”。転職したい職種として人気があり、自分の企画した商品が世に出るというやりがいも感じられる職種だ。しかしその分、“提案能力”や“業界知識”など多くのスキルを求められるのも事実。そんな “企画・マーケティング職”を希望する人は、どのように転職活動を進めるとよいのだろうか?

「当社では、経験者採用において募集する職種は様々です。各々の職種で、これまでの経験が実際にある方とお会いしたいですね。求めるスキルやキャラクターを限定していません」と語るのは、“ソニープラザ”を運営するプラザスタイルの人事部人事企画課課長、有安大吾氏だ。書類選考や面接の際にはどんなところをポイントとして見ているだろうか。

「基本的なことで、“質問に対し要領を得た受け答えができるか”“やってきた仕事、今後やりたいことが明快に話せるか”などを見ています」

魅力的な商品が人気のソニープラザにおいて、商品企画という職種は花形のポジション。今までにどのような応募者が転職を成功させたのか。

「ソニープラザっぽいというニュアンスで商品企画する際に、商品を具現化することができる人。自由な思考力を持っていて、型にはまらない人が“企画・マーケティング職”にはピッタリだと思います」

コンサルタント職

精神的にも肉体的にもハードな職種というイメージのコンサルタント。それを目指す人には、仕事に対する揺るぎない、確固たる思いが必要です。
論理的思考と実践力、人間性により、顧客が抱える問題を解決する。その仕事が評価されて、クライアントから頼られるようになればコンサルタントとして一人前の証だ。「早い人は入社1年くらいでクライアントを数社持ち、プロのコンサルタントとして複数のプロジェクトを推進しています。どのクライアントからも評価が高く、次から次へと引っ張りだこで活躍しています。」(山高さん)

自分の立ち位置を見失わない、強い動機づけが必要

顧客の問題解決のために日夜考え、自分の時間は関係なくハードな仕事をこなす“コンサルタント職”。

つらいというイメージが強いが、その分、自分のプロジェクトが成功したときの達成感や、仕事のやりがいは何物にも代え難いだろう。そんなコンサルタントという職にはどのような人が向いているのだろうか?

「中途採用の募集に、当社はHPからエントリーすることができます。そういったフォームだと、経歴などを簡単に書こうと思えばいくらでも省略でき、逆にいくらでも長く書くこともできます。そんな中で、簡潔に分かりやすく書かれているものは印象が良いですね。面接では職務経験から志望動機、将来像までが矛盾なくつながっていると納得性が高いです」と話すのは、日本能率協会コンサルティング、管理・グローバル本部人事の山高知子さん。コンサルタントに必要な論理的思考力やプレゼン能力を見ていることが分かる。

また、応募者に求めるものはどのようなものなのか。

「なぜこの仕事を選ぶのか、という強い動機です。コンサルタントは精神的にも肉体的にもかなりハードです。そんな時に、強い動機がないと、自分の立ち位置を見失いがちです。ほかには、プロジェクトマネジメントを行える資質があるか、その人に信頼感があるかなどを、ポイントとして念頭に置いています」

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